概要

AVR-260 静止画･動画･音声ファイル装置は、車載テロップ送出機として、送出リモート本体とLAN 用ハブを1筐体化させ、接続機器の簡略化や消音化が図られております。 静止画・動画の再生位置調整、ロール再生中のロールスピード変更、編集端末での簡易テロップの作成などの機能があり、中継先での急な変更にも対応できます。 本体内蔵のNAND 型フラッシュメモリ（SSD、CF）により、動画・音声30 分、静止画1400 枚を記録再生できます。 再生・収録制御には、スイッチリモコン、タッチパネル、GPI に加え、LAN による制御もおこなえます。 また、映像・音声の素材データの受け渡しもLAN でおこなえます。

特長

送出リモート制御

送出リモートパネルやタッチパネルモートを接続して、送出制御をおこなうことができます。

Gigabit Ethernet対応

データ転送収録にはGigabit Ethernet を採用しています。 内蔵ドライブへのデータ転送は、再生中でもおこなうことができます。

リムーバブル記録メディア

コンパクトフラッシュ・カードコネクタ（CFカードコネクタ）を装備しており、CFメモリから静止画/動画/音声を直接送出することができます。

テロップ作成機能

制御端末から静止画、ロールの作画登録することができます。 登録した静止画素材へ、文字追加等の作画もできます。

ファイルインポート/エクスポート機能

USB メモリなどの外部ドライブから番組やグループ、イベントをイベント単位で取込むことや、保存することができます。

インポートファイルフォーマット

静止画、ロール、動画素材の取込み元として汎用的な画像・音声ファイルを使用することができます。 画像ファイルフォーマット： TIFF/PICT/TARGA/JPEG/BMP/PNG/PSD/GIFF 音声ファイルフォーマット： WAV/AIF/MP3

インポートファイルサイズ自動変換機能

取り込み画像サイズが1920×1080 以外の場合、自動的にサイズ変更をおこない登録します。

記録容量

動画 30分、音声 30分、静止画 1400枚。動画、音声、静止画の記録領域は独立しています。

完全なループ再生

フレーム精度のループ再生が可能で、途中でポーズすることがありません。 ループ回数の指定や、ループ範囲を指定することができます。

音声の後付、位置変更が可能

音声の後付け収録ができ、映像に対して音の位置を変更することができます。 映像と音声の元素材の長さは同じである必要はありません。

音声再生レベル変更機能

音声再生レベルが変更できます。素材毎に変更が可能です。

Next出力

ネクスト映像出力があります。 ネクスト出力には、再生リスト上の次の素材が表示されます。 次に送出する素材の確認を行いながら、操作することができます。

再生位置調整

テロップ位置の変更、ロール、動画の再生位置を調整することができます。 調整した位置を設定し、記録しておくことができます。

ロール再生スピード可変機能

ロール再生中に再生スピードを変更することができます。

タイムコード検知機能

入力HD-SDI 信号に重畳されたタイムコードを検知して、収録の開始と終了を制御することができます。 完成素材を修正することなく収録することが出来ます。

システム構成図例

登録編集・テロップ作成端末

仕様

記録容量・記録媒体

背面

RC-260 リモコン

*デザイン・仕様は予告なく変更することがあります。記載の名称は各メーカーの商標または登録商標です。